赤裸々

ごぶさたしております。海外数ヶ国で4年ほど働いた後、なんやかんやで今はまた一時的に日本におります。 僕がゲイであることの自覚をきちんと整理することができたのは、二十代後半とかなり遅かったのですが、そのきっかけの一つとしてボクの彼氏はどこにい…

家族

たいへんご無沙汰しております。 少し前には想定もしなかったような人生を送っています。 全てのきっかけは肉親の死に帰結するような、そうでもないような。とにかく大学医局という枠組みの外に出たことで、それまで予定調和的に歩んでいた生活からは抜け出…

ごぶさたしております

メルマガはちょろちょろと書いていましたが、ここは本当に久しく放置状態になってしまいました…。なんかいろんなタイミングが僕の背中を押してくれた結果、なんやかんやで日本を飛び出して、今は遠い国で働いています。いろんな情勢のせいで、予定より早く任…

近況

先日、当直明けに見舞った病室で、母を見送りました。高校を卒業して就職、その後ほどなくして結婚し、最初の子が僕ですので、まだまだ若く、年金を受け取ることのできる年齢に達する前にこの世を去ってしまいました。前回までに綴ったように、ある意味主治…

近況

母親がとある難しい病気の再発で闘病中。厳しいかも知れない。患者さんへ接する時のスタンスと同様、再発の治療がはじまった時点で、母には最悪の結果も考えた上で、自分が何がしたいのかを考えておくようにとしつこいくらいに伝えていた。母はずっとパート…

近況など

なかなか長い文章にまとめるようなはっきりした「思い」というようなものもなく、漠然とした焦燥とか不安の中に生きていました。なんていうのか、思い悩む時期なのかも知れません。 少し前に大学院を修了し、博士号をとりました。現在は市中病院で働いていま…

オトメンと僕のトラウマ

血縁にまつわるもやもや 親族の結婚式や葬儀などが続き、実に久しぶりにあれだけの親類が集まりました。 血縁という関係性はありがたくもあり、ゲイとして生きる上ではこの上なく鬱陶しいこともあります。結婚へのプレッシャーなどもあり、僕にとって実家と…

ゆるやかなコミュニティー

先日もまた、よく食事に招いてくれる友人夫妻宅へ。長男は2歳半。僕を愛称で呼び、あわよくば何かおみやげをもってきてくれるおじさんとしてしっかり認知されている。数ヶ月前に彼に妹が誕生した際に、母親が「たーたんの宝物は、あなたとあなたの妹だよ」…

日本財団会長の同性愛嫌悪

大変ごぶさたしております。 アメリカ合衆国ではオバマ新大統領が宣誓式を行いました。ところで、昨年11/4のアメリカ大統領選の陰に隠れて、住民投票によって可決されたProposition 8というものをご存じでしょうか。これはカリフォルニア州で、同性間の結婚…

同性愛者のライフプラン

僕は、自分が同性愛者だということを理解する上で、当初、数パーセントの異性愛の部分を意識していました。しかし、今考えてみると、それは、結婚とか出産とかいう可能性を残す上で、自分の素直な感情に嘘をついていた部分なのかもしれないなとも思うのです…

中居さんの判断

性同一性障害であることを公にしている中村中さんが紅白に出場したときの舞台裏。いまさらながらここにクリッピングしておきます。実際にSMAPの中居さんがどういう思いで判断したのかは分かりません。しかし、実際にカットされそうな場面を彼が救い上げたこ…

同性愛の「治療」

同性愛を治療できるかという話。結論から言ってしまえば、僕は不可能だと考えています。ただし、それは同性愛を受け入れている一個人の単なる思いであって、治療できるものなら治療したいと考える当事者がいてもおかしくないとは思っています。重要なのは、…

第6回東京プライドパレード

http://parade.tokyo-pride.org/6th/index.shtml 去る8月11日(土)、第6回東京プライドパレードが行われました。これは、昨年までは「東京レズビアン&ゲイパレード(TLGP)」と呼ばれていたものです。性的少数者が社会へ存在をアピールし、差別や偏見をなくそ…

東京プライドパレード

今週末、8/11(土)は東京プライドパレードです。政治的にどうだとか賛否両論ありますが、僕にとっては唯一、ゲイとして一般社会にアピールする機会で、大切に思っているものです。 今年も救護スタッフとして参加します。当日会場にいらっしゃる方、よかったら…

東京都知事

僕が石原慎太郎という人を心底嫌いなのは、彼が同性愛者を差別するような発言を繰り返しているから、というだけの問題ではありません。一言で言えば「想像力の欠如」とでも言いましょうか。自分の価値観に根拠のない絶対的な自信を持っていて、それを唯一の…

同性愛者の権利

ごぶさたしています。 先日、あるゲイの友人と話していたのですが、その彼も、社会に向けて強く権利を叫びたいとか、そういう思いは無いらしいのです。僕らはどうあがいたところで、やはり少数派であることは確かで、多数派になることはありえません。僕らが…

国連人権理事会”性的指向、性自認に基づく人権侵害非難声明”に日本は不賛同

ずいぶん放置してしまいましたが、ちょっとニュースを拾っておきます。 http://www.gayjapannews.com/news2006/news377.htm スイス・ジュネーブで開催されている国連人権理事会において、12月1日、ノルウェーが、LGBTの人権に関する声明を発表した。声明…

パレードとか

しかしまあ、相変わらず「研究室」という名前の部屋でコーヒー呑んだり、ネットしたり、アイス食べたりしているという腐れ大学院生活である。まあ、一応、外来とか検査とか外勤はかなりの数こなしているので、一応労働しているという自負はあるのだけれど、…

東京レズビアン&ゲイパレード2006

http://www.tlgp.org/ 以前「東京レズビアン&ゲイパレード2006」について少し触れました。 http://d.hatena.ne.jp/deltoideus/20060419#p2 今年は8/12に開催決定。渋谷の街を歩く大きなパレードです。今年も参加の都合がつきそうなので、せっかくなのでボラ…

中学生日記

中学生日記がいろんな意味で凄いのは今に始まったことではありませんが、先日前編が放送された「誰にも言えない」がまた凄いです。 http://www.nhk.or.jp/nikki/weekly/index.html 男子も性暴力を受けることがある。 この事実をあなたは知っていますか? 東…

日本の仏教と同性愛

仏教における同性愛を考えてみます。仏教においては、一神教にあるような、同性愛者差別の歴史はあまり知られていません。教典で同性愛を禁じているものもあるようですが、あまり声高に叫ばれているものでもないようです。仏教の立場からの同性愛を否定する…

ウリ専

新宿二丁目ウリセン物語作者: 飛川直也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/09/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 117回この商品を含むブログ (5件) を見るウリ専!♂が♂にカラダを売る仕事作者: 松倉すみ歩出版社/メーカー: 英知出版発売日: 2006…

東京レズビアン&ゲイパレード2006

http://www.tlgp.org/ 今年は8/12に開催決定だそうです。渋谷の街の中を歩く大きなイベントなので、目にしたことがある方も多いかと思います。まさか僕がここを歩くことになるとは夢にも思わなかったのですが、昨年、はじめてパレードを歩いたのでした。サン…

イスラム教と同性愛

前回、キリスト教における同性愛の扱いについて述べてきました。イスラム社会での同性愛というものは、キリスト教圏の比ではないレベルでタブー視されています。イスラム法に則った社会においては、同性愛者であるという理由だけで、死刑に処されることがあ…

キリスト教と同性愛

宗教というのは、本来心の拠り所であり、道徳であり、倫理となりうるものだと思います。大筋で、尊いもの、正しいものであるはずです。その宗教が、たびたび同性愛を否定します。単に、誰かに否定されるということではなくて、「正しいもの」という前提の巨…

振られない、けれど

ゲイの多くは、ネット上で使うようなハンドルネームを、そのままゲイのコミュニケーションの中で使い続けることが多いようです。出会いの場としてネットを使うことが多いということが第一にあります。また、完全にカミングアウトしていない状況で、実生活の…

医局に身をおくということ

全てを得ることはできないのだから、優先順位をつけて、自分の大切なものから選んでいくしかないということは、頭では分かっているのに、なかなか思い切った行動ができないのです。 今、地方の大学の医局に身をおいていますが、身につけたい技術や、目指して…

産婦人科医逮捕

メルマガもサイトも完全に更新とまっていてごめんなさい。年度替わりで本業がいろいろ忙しいのというのもあるのですが、本業に絡んで、最近、ある産婦人科医が、僕の目からみる限りは「不当逮捕」されたニュースが気になって情報を追いかけ続けていて、他の…

現在までのカミングアウト

また、しばらく間が空いてしまいました。話の流れとしては、 http://d.hatena.ne.jp/deltoideus/20060120#p1 の続きです。メルマガのバックナンバーが一番時系列がわかりやすいかも知れません。 http://blog.mag2.com/m/log/0000175084 さて、今までカミング…

ブロークバック・マウンテン

アン・リー監督作品も禁止 中国 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000081-kyodo-ent ゴールデン・グローブ賞で作品賞などを今月受賞した映画「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督)が、中国本土では上映されない見通しとなった。同…