「黒ひゲイ危機一発」、同性愛団体が発売中止求める

http://www.asahi.com/national/update/1222/TKY200512210592.html

 ロングセラーを続ける玩具「黒ひげ危機一発ゲーム」のキャラクターに「ハードゲイキャラ」で人気急上昇中のタレント、レイザーラモンHGさんを採用した「爆笑問題のバク天! 黒ひゲイ危機一発」の発売を中止するよう、同性愛や性同一性障害の教職員たちがつくる団体が発売元のトミー(東京都葛飾区)に求めている。

 これに対して「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」(事務局・京都府宇治市)は17日、同社に「同性愛者やそれを連想させる人物を樽に入れ、剣で突き刺して『楽しむ』玩具の発売は同性愛者に対する差別で、子どもに偏見を植え込む恐れがある」とする文書を郵送した。

 これに対して、トミーは「剣で縄を切って、樽の中のキャラクターを救出するというのが当初からの商品のコンセプトですが、ご意見はしっかり受け止めて、私どもの見解をお伝えしていく方向です」といっている。

 確かに、黒ひげ危機一発は、当初「飛び出させた人が勝ち」というものだったのは知っていました。まあ、それはどうでもいいです。全てのゲイの同意するところではないことを前置きした上で言いますが、別に僕はこのおもちゃが同性愛者への差別だとは思いません。普通にこのおもちゃを前にして、そういう感情を抱くのでしょうか。樽の中の人をいじめる、という感覚があるのでしょうか?
 また、レイザーラモンHGが、ゲイの代表みたいにとらわれているということはなく、あれは単なるああいう芸であって、そのキャラクターを商品化したというだけの話であって、これに対して特に思い入れがないのは、以前書いた通りです。仮にこれが、樽の中の人をいじめるというものであったにせよ、それは単にレイザーラモンHGをいじめるというだけのことであって、ゲイへの差別とは考えにくいと思います。無論、誰かを攻撃するとか、いじめるという設定自体がけしからんといわれてしまえばそれまでですが、そうすると、世の中のほとんどの娯楽は消えてしまうような気もします。
http://d.hatena.ne.jp/deltoideus/20051206#p1

 確かに、僕もゲイであることを自覚した当初は、そういった言葉や、いわゆるホモネタ、のようなお笑いに非常に敏感に反応し、嫌悪していましたが、自分がしっかりと性的指向を自覚するにつれて、全く気にならなくなりました。無論、いまだに「あいつ実はホモなんじゃねえの?」というような発言などには割と敏感ですが、オカマキャラで笑いをとる芸人にも、レイザーラモンHGハードゲイネタにも、別にこれといった感情はありません。まあ、このあたりの感情は、ゲイの中でも相当個人差はあると思います。やはり、テレビのホモネタなどに傷つくというもいれば、ゲイの中でも、ホモネタで笑っていたり、どの芸能人がゲイだとか噂して喜んでいたりする人もいます。前者は後者を敵とみなし、もっと自覚し、差別と闘えというようなことを言いがちです。

あくまでゲイであり、今回の「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」によれば被差別者である僕個人の見解をとしては、明らかに過剰反応だと思っています。この論調でいけば、世の中のあらゆる物や遊びが、何かの差別の象徴になってしまいそうです。ちびくろ・さんぼや、カルピスのマークなどに対して行われた愚行と同様の匂いを感じてしまうのです。
http://www.asahi-net.or.jp/~wz9k-ybn/index.htm