国連人権理事会”性的指向、性自認に基づく人権侵害非難声明”に日本は不賛同

 ずいぶん放置してしまいましたが、ちょっとニュースを拾っておきます。
http://www.gayjapannews.com/news2006/news377.htm

スイス・ジュネーブで開催されている国連人権理事会において、12月1日、ノルウェーが、LGBTの人権に関する声明を発表した。

声明の内容は、世界各地でのLGBTへの深刻な人権侵害の事例に対し深い懸念を表し、今後、国連人権理事会等の国際機関がこの問題をきちんと取り上げるべきだというもの。
この声明には、人権理事会の理事国18カ国を含む54カ国が賛同したが、アジアで賛同に加わったのは韓国、東ティモールのみで、日本は加わっていない。
LGBTレズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダー等の性的少数者

 ある個人が、LGBTというものを受け入れがたいものであるとか、好きになれないという感情を抱くのはまあ、仕方がないことだと思っています。ただ、ある個人が受け入れがたいもの、多数派ではないものが、社会に認められないもの、差別されるものであってよいと言うことではありません。あくまで個人の姿勢ではなく、国としての意思表明として、日本はこれに賛同してもらいたいと強く願います。

※賛同国の一覧(54カ国):アルバニアアンドラ、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ボスニアヘルツェゴビナ、ブラジル、ブルガリア、カナダ、チリ、クロアチアキプロスチェコ共和国デンマークエストニアフィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャグアテマラハンガリーアイスランドアイルランド、イタリア、ラトビアリヒテンシュタインリトアニアルクセンブルク、マルタ、メキシコ、モンテネグロ、オランダ、ニュージーランドパナマ、ペルー、ポーランドポルトガルマケドニア旧ユーゴスラビア共和国大韓民国モルドバ共和国ルーマニアセルビア、スペイン、スロバキアスロベニアスウェーデン、スイス、東ティモールウクライナ、イギリス、アメリカ合衆国ウルグアイノルウェー